「としまる」フードパントリーを開催しました
2025年06月02日お知らせ
5月28日、「としまる(TOSHIMA Multicultural Support)」主催のフードパントリーを開催しました。
「としまる」は、豊島区周辺の経済的に困窮した外国籍の方を支えるため、2021年5月、当事務所の外国人・国際部門(FISS)、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会、社会福祉法人豊島区民社会福祉協議会が協力して立ち上げた団体です。
現在、月に1回、豊島区内の会場で、フードパントリー(食料配布)と相談会を開催しています。
相談会では、仕事や行政手続き等の生活面の相談をソーシャルワーカーが、在留資格や労働問題等の法律面の相談を弁護士がお受けしています。
今回は6ヶ国から、合計27名の方が来場されました。
来場者の方の中には、生まれたばかりのお子さんをお連れの方や高齢の外国籍の方もいらっしゃり、医療や介護保険制度の情報提供など、日本人のご相談と共通するものも多くありました。
今後、このような相談は増加していくことが予想される一方、「外国籍」や「医療」、「福祉」等、関係する全ての分野に精通した相談員は少なく、としまるのような多職種連携の重要性がますます高まるだろうと感じました。
当事務所は、今後も「すべての人がその人らしく生きられる社会」を目指し、地域の外国籍の方々の司法アクセス改善に取り組んでまいります。