私たちのミッション(事務所の理念)

東京パブリック法律事務所は、2002年6月、東京弁護士会の全面的バックアップによって、都市の中の「市民の法的駆け込み寺」をめざし、東京・池袋の地に開設された都市型公設法律事務所です。
これまで司法という権利実現・人権救済の場にたどり着くことが難しかった方-たとえば、生活に困っている方、子ども、お年寄りや障害を持っている方、外国籍の方、中小零細企業経営者の方など-に寄り添い、必要に応じてアウトリーチを行いつつ、適切な法的サービスを提供することにより、すべての人がその人らしく生きられる社会の実現を目指します。



さまざまな人たちと連携しながら市民を司法につなぐ

市民の司法アクセスのための相談窓口運営・協力

私たちの事務所に相談に来られる方は1ヶ月に約100人、年間約1200人おられます。 相談に来られる方のうち約半数の方には、法テラスの民事法律扶助制度(収入や資産の条件を満たした場合に法律相談を無料で受けられたり、弁護士費用の立替が受けられる制度)をご利用いただいています。

地域の専門家との連携

弁護士を養成した上で、過疎地ひまわり法律事務所、法テラス法律事務所に送り出しています。赴任した弁護士たちは都市での司法アクセス解消の経験を地方で生かすだけでなく、当事務所に帰任し、地方の経験を都市で生かしています。

自治体やNPO等との連携

豊島区・練馬区・板橋区・北区の各自治体の福祉関連部門や相談担当部門、社会福祉協議会、あるいは地域のNPO団体等と連携したアウトリーチや相談の実施、生活支援も含めた包括的支援体制の構築などを行なっています。外国人国際部門においては、各国大使館・領事館などとも研修会などを通して連携しています。

地域の弁護士との連携

としまヤミ金被害対策ネットワーク、としま生活困窮者自立支援ネットワーク、池袋消費者問題研究会などを通じて、地域の弁護士とも連携しています。

専門部門(班)の設置

市民の方からのさまざまな需要に応えるため、成年後見部門、外国人・国際部門(FISS)、高齢者・障害者施設支援チーム、介護・看護事業所支援チームといった専門グループを設け、社会福祉士等の専門スタッフによる対応や、多言語対応を行なっています。外部弁護士との勉強会や公的機関に対するセミナー、講習会なども開催しています。

過疎地・法テラス赴任弁護士の育成・支援

これまでに計30数名の弁護士を過疎地ひまわり法律事務所、法テラス法律事務所に送り出しています。都市での司法アクセス解消の経験を地方で生かすだけでなく、地方の経験を都市で生かすことにもトライしています。。

裁判官への任官支援と弁護士職務経験希望の裁判官・検察官の受け入れ

これまでに1人の弁護士を裁判官に送り出すとともに、4人の裁判官、2人の検察官を弁護士職務経験として受け入れました。裁判官や検察官の経験を活かした法的サービスの提供を実現するとともに、裁判官や検察官がより市民の感覚に沿った仕事をしていくことができるような仕組みにも貢献しています。

事務所概要

事務所名 弁護士法人東京パブリック法律事務所
適格請求書発行
事業者登録番号
T6013305000781
代表社員 谷口太規
設立年月日 2002年6月
本所 〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-49-7池袋パークビル4階
電 話:03-5979-2900(代表) 電 話:03-5979-2900(代表)
FAX:03-5979-2898